


またまた横浜に帰ってきました。2025年2月に開催した『イマーシブ・ダークナイト』vol.3のLEDドーム映像特集の第2弾です。
今回は前回以上の来場者がいらしていただき、厚い熱気に包まれました。
日本国内に2館しかないLEDドームスクリーン。そのひとつである横浜にあるコニカミノルタプラネタリアYOKOHAMAで『イマーシブ・ダークナイト』を開催します。まずはLEDスクリーンの明るさと色の再現性を体感していただきたいと思います。また、ドームという今までの既存の四角いスクリーンとは違う大画面と視野角を体験してみてください。そこで感じる没入感は今までの映像体験とは格段に違うものだと思います。
『Immersive Dark Night』 vol.9
-ドーム映像特集第2弾:LEDドームにおける新しい試み-
2026.2.25 (水) 18:00PM-
【プログラム】

イベントスタート 主催挨拶

「ドームクリエイションワークショップ」作品上映講評会
2025年9月から開催しているワークショップの集大成。参加校チームの最終作品発表と講評を行いました。
参加大学 武蔵野美術大学、東京工芸大学、東京国際工科専門職大学から精鋭5チーム7名です。約3か月間に渡る制作期間の成果です。
エントリー1
THE BATTLE OF SINGILARITY
東京国際工科専門小大学
大森 一輝、秦 浩登

ドーム映像にカット割りという演出を取り入れた意欲作。ロボットの動きはモーションキャプチャーで作成。最終レンダリングはUNREAL ENGINE。エクイレクタングラーて書き出し、Tiltを編集で調整する工程をしている。
エントリー2
DIVE
東京工芸大学
小森 太陽

S F チックなその空間に人物が落下していく様子を三人称視点で映し出します。
没入感は単純な集中(没頭)とは異なり、視覚や聴覚に打ってかけりものなため、体験のプロセスそのものを楽しめるように制作では意識しました。
エントリー3
浮遊する余白
武蔵野美術大学
タン ヤング

都市の喧騒から離れ、純粋なリズムと光へ。 微睡みの中で重力を失い、思考がデータのように空間を漂う。本作は、都市の喧騒から切り離された「静かな時間」と、その瞬間に生まれる意識のフローを視覚化したドーム映像作品である。
エントリー4
Subsurface
東京工芸大学
清松 心

「電子の海」という言葉の直接的解釈。ネット空間の便利で希望ある側面を浅瀬の光の美しさに、不安と恐ろしさ、底知れなさを深海の昏さに重ね合わせる。ドーム映像の特徴である強い没入感によって、海の暖かさ / 冷たさをより際立たせることを目指す。
エントリー5
モネの顕幽
東京工芸大学東京工芸大学
大嶌希空、長浜 新

新宿御苑の日本庭園を360度カメラで3Dスキャンを行い構築、モネの絵画の世界を3DCGで再現したドーム映像です。
現実の日本庭園がモネの絵画の世界へと遷移して行く映像を通して、日本とモネの間にある共通点を描いています。






『ドーム映像の新しい見方2』
渡部健司 / 東京国際工科専門職大学
デジタルエンタテインメント学科 教授
いつもの感じでドーム映像の解説を。


『星空ライブ映像デモ』
石牧伸啓 / 技術部部長 / コニカミノルタプラネタリウム株式会社
リアルタイム映像送出によってライブ感のある星空のデモをご覧いただきました。


リストには加えていませんが、お馴染み『コニカミノルタ フライングロゴ映像』



©KONICA MINOLTA



©KONICA MINOLTA PLANETARIUM
まずは前半Part1の上映です。

馬場ふさこさん特別追悼上映(国際科学映像祭より)
「The Flower of Afterimage」
今回は特別に昨年2月に急逝された馬場ふさこさんの作品を上映させていただきました。デジタル万華鏡と言われるドームいっぱいに広がる緻密で繊細な映像をみなさんお楽しみくださいました。メッセージ出演 飯田将茂先生(玉川大学)



©Fusako Baba
そして、学生たちの作品が並びます。

「Nemesis」
武蔵野美術大学 原知寛、石津 晴彦、小出 魁人、越谷 新

「虚空」
東京工芸大学 出浦優乃

「その瞳ちょっと待った」
東海大学 門田希香、鏡山楓斗、黒須紘嘉、金田一菜央、岩崎すみれ、寺尾菜那

「彩る」
玉川大学 石川心音

「curiocity」東京工芸大学
白鳥我空

「またたき」
武蔵野美術大学 山田萌乃香、青木るな
渡邊課、渡邊徹さんから実験的な映像が2本紹介されました。ひとつはCOSMに代表されるスポーツ観戦の動画。臨場感、リアルサイズ感を感じさせる映像でした。もうひとつはMV映像に生成AIを加えた作品。これからの映像制作にもこのような作品が増えていくような気がします。

「川崎ブレイブサンダース」パブリックビューイングテスト映像
渡邊課 渡邊徹

MV「LiVS – Shall Weeeee Dance???」
渡邊課 渡邊徹
トークタイム 「プラネタリウム~全天周~ドーム~未来」
国内では国際科学映像祭、全天周コンテンツコンテスト、TAMAGAWAドームナイト、なかのZEROメディア芸術プログラムなどドーム映像のイベントは草の根的に行われてきています。そこで尽力されている方々にスポットを当て、どのような活動をされてきたか話していただきました。
ゲスト(敬称略)
田部一志
IPS2026福岡 国内組織委員会副委員長
株式会社リブラ 代表取締役
辻合秀一
富山大学 芸術文化学部 教授
飯田将茂(ビデオ出演)
玉川大学 芸術学部メディア・デザイン学科 講師
高幣俊之
株式会社オリハルコンテクノロジーズ 代表取締役




そして、今年6月にプラネタリウムの国際大会が福岡で開催されます
さて、後半のスタートです。


「into air」
武蔵野美術大学 チン バイ

「アヒル」
玉川大学 向山可乃子

「水底の感」
東京工芸大学 矢田典也

「EmergentCosmos」
武蔵野美術大学 タン ヤング
ここからは実験的な映像が続きます。昨年に続いて3D立体映像作品。フルカラー映像にチャレンジしたかったですが、時間が間に合わず今回はアナグリフ映像で上映しました。「ゴッホの風景」は既存の映像の後処理として生成AIを使用。ゴッホの筆のタッチを表現するところに挑戦しました。また「My Little Planet」はVRカメラで撮影したVlog風映像をリトルプラネットという映像を丸める手法で編集してみました。少し変わった映像が出来上がりました。

「The Break of Dawn」
東京国際工科専門職大学 MIRAI-LABO.

「内藤新宿から、新宿。」
東京国際工科専門職大学 MIRAI-LABO.

「ゴッホの風景」
東京国際工科専門職大学 長浜新、大嶌希空

「My Little Planet」
東京国際工科専門職大学 長浜新
そして、特別プログラム作品の上映です。
セルゲイ・プロコフィエフ Sergey Prokofyev
「Local Dystopias in the Global Utopia」(2024)
(国際科学映像祭2024 最優秀受賞)
建築家であり映画監督でもあるセルゲイ氏は現在ベルリンを拠点に活動しています。彼はイマーシブなストーリーテリングへの独自のアプローチを探求しています。建築は単なる物理的な空間の創造を超越するものだと信じ、人間の深いレベルで共鳴する体験を創造しています。



©Sergey Prokofyev
交流会
残りの時間でホワイエでの交流会のひと時、結構熱気のある話がいっぱい聞けました。




みなさん、今回もありがとうございました。
【場 所】
プラネタリアYOKOHAMA(コニカミノルタプラネタリウム)
https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariayokohama/access/
「横浜駅から」
・JR線/東急東横線/京急本線 徒歩6分
・相鉄線 徒歩9分
・横浜市営地下鉄ブルーライン 徒歩10分
・横浜ポルタ・G出口 徒歩3分
「みなとみらい線新高島駅から」徒歩1分

【主 催】
イマーシブコンテンツ・ソサエティ
https://www.immcon-society.net
【共 催】
IPUT東京国際工科専門職大学 工科学部 デジタルエンタテインメント学科
渡部健司研究室 MIRAI LABO.
https://master.digital-campus.info
株式会社コンセント 渡邊課 渡邊 徹
https://www.concentinc.jp/solution/watanabe-ka
【協 力】
NEUU XR Communication Hub(小田急電鉄株式会社)
コニカミノルタプラネタリウム株式会社
https://planetarium.konicaminolta.jp/
前回のドーム特集、『イマーシブ・ダークナイト』vol.3のアーカイブは







